小笠原村(おがさわらむら)は、東京都の島嶼部に位置する村。
小笠原諸島の30あまりの島々を村域とするが、一般住民が居住しているのは父島と母島のみである。日本の最東端・最南端である南鳥島・沖ノ鳥島を含む。
村の主要な機能は人口がもっとも多い父島に集中している。伊豆諸島の町村と同様に所属する郡が存在しない。そのため「東京都小笠原村」が正式な表記である。日本で唯一、国土利用計画法における「監視区域」に指定されている。
2010年(平成22年)現在の老齢人口割合は9.2%で、全国の市町村の中でもっとも老齢人口割合が低い。逆に、生産年齢人口割合は75.7%で、全国の市町村の中でもっとも高い。
平成22年度国民健康保険、1人あたりの医療費は15万7649円で、全国の市町村の中でもっとも低い。人口の年齢構成を補正した1人あたりの医療費の指数も0.71で、全国で2位の低さである。