東村山市(ひがしむらやまし)は、東京都の多摩地域にある市。
人口は約15万人。高田馬場駅まで西武新宿線で最短21分(特急)という地の利から、ベッドタウンとして開発が進められた。
武蔵野台地のほぼ中央、狭山丘陵の東縁に位置する。北西部の丘陵地域を除き市域の大半は平坦な土地である。江戸時代の初めに幕府の老中、松平伊豆守信綱が掘らせたことから「伊豆殿堀」とも呼ばれる野火止用水や、狭山丘陵から流れ出している柳瀬川支流、空堀川から水利を得て、畑作が盛んなところだった。
市域は象の頭部を正面から見たような形をしている。東西5.878 km、南北5.240 km、面積は17.14平方キロメートルで多摩地域26市中14番目である。市制施行は13番目であり、推計人口10位、人口密度12位、歳入額14位など東京都の市においておおむね平均値ないしは中間値となる自治体である。