福生市(ふっさし)は、東京都の多摩地域西部に位置する市。
人口は約5万人。都心からは約40kmの位置にあり、東西は約3.6 km、南北が約4.5kmである。1970年(昭和45年)市制施行。
行政面積は10.16 km2である。しかし、在日アメリカ空軍横田基地が市域東側の平坦部、約3分の1を占めており、行政面積からこれを除くと約6.84 km2 である。これは多摩地域において狛江市に次いで小さく、全国の市でも3番目に小さい(2016年10月1日現在)。
人口は1991年(平成3年)11月に6万人を突破した後、2001年(平成13年)12月をピークに微減傾向が続いている。 また 65歳以上人口比率は22.37%と多摩26市中14位である一方、14歳以下人口比率は10.98%と最下位(最低)である。 外国人比率は4.35%で1位(2位の羽村市の2倍以上)、横田基地を除いた実質的な人口密度は1km2あたり8,575人で13位である(2014年4月1日現在)。
市名の由来には諸説あり、麻の古語、フサに由来するという説、北方から来る敵を防ぐ要衝であった所から来ているとする説、アイヌ語由来説など、多数ある。「ふっちゃ」とも「ふっつぁ」とも発音されることがあったようだが、いずれにしても音が先行し、あとから「福」「生」という縁起の良い字が当てられたようである。