刈谷市(かりやし)は、愛知県の西三河地方西端に位置する市。
境川を挟んで尾張地方と接している。豊田自動織機(トヨタ自動車の源流企業)、デンソー、トヨタ紡織、トヨタ車体、アイシン、愛知製鋼(刈谷工場)、ジェイテクトといったトヨタグループの主要企業が軒並み本社を構える自動車工業都市である。
江戸時代には土井氏2万3000石の城下町だった。現代にはトヨタグループ主要企業の本社や工場が集まる日本有数の自動車工業都市となり、トヨタ自動車発祥地のひとつとされる。デンソーやアイシン、豊田自動織機などトヨタグループ主要企業の本社が多数存在する。同じく西三河地方の豊田市や尾張地方の名古屋市とともに中京工業地帯を構成する工業都市である。
2018年時点では愛知県で10番目の人口を有する。2015年度の昼間人口比率は123.1%であり、名古屋都市圏(中京圏)の中心市の1つに指定されている。
市章は存在するがアルファベットのKを図案化したシンボルマークが別に制定されている。