富里市(とみさとし)は、千葉県の北部中央に位置する市。
都市雇用圏における成田都市圏。皇室献上品の富里スイカやスイカロードレース大会で知られるスイカの名産地である。
面積のおよそ68%以上が山林および農地であり、住宅地は14%程度である。キャッチフレーズは「人と緑が調和し未来を拓く臨空都市」。2000年(平成12年)に実施した国勢調査の結果、当時の印旛郡富里町の人口が市制施行可能最小人口(5万人)に達し、2002年(平成14年)に市制施行して富里市となった。
熊本県に並ぶスイカ(西瓜)の産地であり、生産高・出荷量ともに全国第2位を占める。スイカの産地として、毎年6月に「スイカロードレース大会(ショートマラソン)」開催する。1万人以上が参加しており、給水所の代わりに給スイカ所で「カットスイカ」がランナーに配布される。
市内には巨大なスイカ模様のガスタンク(東京ガス(旧・千葉ガス)・富里供給所)が存在する。2000年(平成12年)に完成し直径が33.8メートルであり、熊本県合志市のスイカ柄ガスタンク(西部ガス・直径17メートル)より巨大である
明治期に御料牧場が設置された「競走馬のふるさと」としても知られる。