市原市(いちはらし)は、千葉県中央部の千葉地域に位置する市。
人口は約26.6万人で、千葉県では柏市に次いで第6位の規模である。財政力指数が高く、製造品出荷額全国第2位の日本を代表する工業都市である他、市原商圏を形成する準商業中心都市となっている。
日本最大数のゴルフ場、石油化学プラントを有する。また、GSSPに内定した千葉セクションが所在することでも知られる。日本を代表する工業都市であり、工業製造品出荷額が愛知県豊田市に次ぐ第2位、千葉県内第1位である。都市雇用圏における東京都市圏(東京圏)の範囲に含まれる。千葉市への通勤率は15.4%。
臨海部は千葉県の東京湾沿い浦安市から君津市付近まで広がる京葉工業地域の一部であり、市内は姉崎海岸や千種海岸、五井南海岸を中心に日本最大規模の石油化学コンビナート群がある。工場夜景都市としても日本11大工場夜景に選定されている。内房線沿線は住宅地が広がっており、工業地域の労働者の居住地域となっているほか、東京都の都心や千葉市の衛星都市でもあり、成田国際空港、東京国際空港、東京都23区内にいずれも約1時間程度、東京駅から五井駅まで特急さざなみ号を利用すると最短約42分でアクセスすることができる。