鎌ケ谷市(かまがやし)は、千葉県の北西部に位置する市。人口は約11万人。1971年(昭和46年)市制施行。
千葉県北西部に位置し、県庁所在地である千葉市から約20キロメートルに位置する。都市雇用圏における東京都市圏(東京都区部)のベッドタウンとしての性質が強い。通勤率は、東京都特別区部へ27.4%、船橋市へ11.9%(いずれも平成22年国勢調査)。
市域は下総台地と谷津田からなる。市の標高は約13から28メートルとなっており、「ゆれにくい街 鎌ケ谷」として宣伝し、新しい市街地として新鎌ケ谷地区(市役所周辺)の開発が行われている。海抜が最も低い地点は約7メートル、最も高い地点は約30メートル。
北部には手賀沼に注ぐ大津川が流れ、南部には大柏川及び根郷川、東京湾に注ぐ海老川の支流が流れる。また、海上自衛隊下総航空基地があり、西部(くぬぎ山地区)には陸上自衛隊松戸駐屯地がある。
東葛地域にあって県北西部主要四都市の船橋市・市川市・松戸市・柏市と接し、交通の要衝である新鎌ヶ谷駅を中心に、住宅都市として発展している。
市の中央を東経140度線が縦断している。