匝瑳市(そうさし)は、千葉県の北東部に位置する市。
植木・苗木の産地として知られ、日本最大の栽培面積である。
2006年(平成18年)1月23日に八日市場市と匝瑳郡野栄町が合併して誕生。「匝瑳」という市名は難読漢字の一つであり、これは市の前身が匝瑳郡一帯であったことに由来する。
千葉県北東部に位置し、県庁所在地である千葉市から約40キロメートルに位置する。東京都の都心からは70 - 80キロメートル圏内である。成田国際空港からは車で約30分の距離に位置する。
市の中央を東西にJR総武本線と国道126号が並走し、中央の西方を国道296号が南北に走る。北部は谷津田が入り組んだ複雑な地形の台地部。一方、南部は市街地を除いてほとんどが田園地帯となっており、白砂青松の続く九十九里浜に面する九十九里平野の平坦な地形である。
主に海洋性気候であり、年間平均気温は15度と温暖で、夏涼しく冬暖かく、冬でもほとんど降雪はみられない。