飯田市(いいだし)は、長野県南部に位置する市である。
本市の人口は長野市、松本市、上田市、佐久市に次ぐ長野県内第5位である。 県内の市の中で最も南に位置しており経済的には愛知県の主要都市と結びつきが強い。
伊那谷を流れる天竜川沿いに位置する中心市街は13世紀に飯田城が築かれた地で、江戸時代には飯田藩の城下町として、また三州街道(塩の道)の宿場町として栄えた。近代以降は製材業・製糸業が興り、のちに精密機械工業が発達した。りんご並木の街、人形劇の街としても知られ、城下町の面影を残す町並や保存された伝統芸能の多さから「南信州の小京都」とも呼ばれる。