積丹町(しゃこたんちょう)は北海道後志総合振興局管内にある積丹郡の町。積丹半島の先端部を占め、美国(びくに)、入舸(いりか)、余別(よべつ)などの漁港がある。漁業、林業、酪農を中心とした農業を行う。大正時代まではニシン漁で栄えた。神威岬(かむいみさき)など断崖絶壁の海岸はニセコ積丹小樽海岸国定公園(1963年7月24日に指定)の一角をなし、北海道で唯一の海域公園(旧称:海中公園)に指定されている。さらには北海道遺産である神威岬(2004年10月22日公表)がある。ソーラン節のふるさとでもある。
町名の由来は、アイヌ語で「シャク(夏)」と「コタン(村、或いは郷土)」の二語を合わせたもので、意味は「シャクコタン(夏・場所)」となる(積丹町の公式ホームページによる)。