富良野市(ふらのし)は、北海道北部(道北地方南部)に位置し、上川総合振興局に属する市。
北海道のほぼ中央にあり、富良野盆地の中心都市になっている。『国民体育大会』スキー競技会、『全日本スキー選手権』、『FISワールドカップ』を開催し、テレビドラマ『北の国から』の反響によって多くの旅行者が訪れるようになり(フィルムツーリズム)、周辺地域を含めて北海道を代表する観光地になっている。富良野市を含む6市町村で「富良野・美瑛観光圏」を形成している。
1991年(平成3年)、「富良野市(麓郷)」として「美しい日本のむら景観百選」、2001年(平成13年)に「ふらののラベンダー」として環境省から「かおり風景100選」、「十勝岳山麓に広がる田園風景」として「人と自然が織りなす日本の風景百選」に選定されている。市町村の魅力度ランキング調査ではトップ10にランクインする都市になっている。
近年は世界最高峰といわれる雪質の良さから「北海道パウダーベルト」と呼ばれ、オセアニアやアジア・北米からのスキー滞在客も増加している。