鴻巣市(こうのすし)は、埼玉県の県央部に位置する市。
中山道の宿場町・鴻巣宿として発展し、現在では東京の住宅衛星都市としての性格を持つ。一方で花卉園芸や稲作も盛んなほか、400年近く続くひな人形(鴻巣雛)の産地でもあり、「日本一高いピラミッドひな壇」や「ポピーの栽培面積日本一」など、ひな人形や花卉に関する日本一の記録を持つ(「#鴻巣市の日本一」の節で後述)。
1954年(昭和29年)に市制を施行、埼玉県下17番目の市となる。市の面積は約67.49平方キロメートルで、埼玉県内では所沢市に次ぐ12番目である。全国的にも珍しい市営ガス(民営化)を早くから供給していたため、かなりの地区で都市ガス化されている。