東松山市(ひがしまつやまし)は、埼玉県のほぼ中央に位置する市。1954年(昭和29年)市制施行。
埼玉県の地理的中部に位置し県内の地域区分では西部地域(または川越比企地域)に属する。
多くの街道が集まる交通の要衝として、古くは鎌倉時代から松山城(現在の行政区域は比企郡吉見町に存在するが、市境から100m弱しか離れていない)の城下町、その後は松山陣屋の陣屋町として発展した比企地域の中心都市である。
池袋へ東武東上線・TJライナーで44分(通常の快速急行・急行列車では50分程度)という環境から東京のベッドタウンとなっている一方、周辺市町からの通勤、通学流入も大きく、昼夜間人口比率が102.6%(令和2年国勢調査)と県内市部で最も高い中核都市となっている。