東秩父村(ひがしちちぶむら)は、埼玉県の西部に位置し、秩父郡に属する村。
秩父郡に属しているものの秩父盆地から山を隔てた東側にあることから、広域行政においては秩父地方ではなく隣接する比企郡の自治体とともに比企広域市町村圏組合を構成し、比企圏域に属する。警察署は小川警察署(小川町)、保健所は東松山保健所(東松山市)の管轄である。2006年(平成18年)2月1日に、都幾川村と玉川村が合併しときがわ町となって以降、埼玉県内で唯一の村である。
古くから「和紙の里」として知られ、隣接する小川町と共に「細川紙」の産地である。紙すきは1300年前より開始されたと伝えられている。