八雲町(やくもちょう)は、北海道渡島総合振興局にある町。
八雲町は渡島半島の北部にあり、函館市と室蘭市の中間に位置している。町名は尾張徳川家17代当主の徳川慶勝が豊かで平和な理想郷建設を願い、日本最古の和歌である須佐之男命(スサノオノミコト)が読んだ「八雲立つ 出雲八重垣妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」を引用して名づけたことに由来している。2005年(平成17年)10月1日に旧八雲町と熊石町が合併した新八雲町となり、日本国内で唯一となる太平洋と日本海に面する町になった。地図上では黒松内町も同様に日本海と太平洋に面しているように見えるが、日本海側、太平洋側ともごく僅かに他の町に遮られ、面していない。
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