つくば市(つくばし)は、茨城県の県南地域に位置する市である。業務核都市、国際会議観光都市に指定されている。学術・研究都市としての筑波研究学園都市はつくば市全域を区域とする。
農村が広がっていた地域であったが、1960年代から筑波研究学園都市として開発が進み、現在は日本国内最大の学術都市となっている。国や県の政策により、1987年(昭和62年)に筑波郡谷田部町・大穂町・豊里町、新治郡桜村の3町1村が新設合併し、つくば市が誕生した。さらに 1988年(昭和63年)に筑波郡筑波町、2002年(平成14年)に稲敷郡茎崎町を編入し、現在の市域になった。そのため、行政上の地区名として旧町村域に対応する谷田部、大穂、豊里、桜、筑波、茎崎が使用されている。
市域には多数の研究機関が立地している他、市の北端に日本百名山の筑波山を擁しており、観光地になっている。また、2005年(平成17年)に首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスが開業し、市中心部のつくば駅から東京都の秋葉原駅まで最短45分で結ばれている。