水戸市(みとし)は、茨城県の県央地域に位置する市。茨城県の県庁所在地で、中核市、保健所政令市、中枢中核都市に指定されている。1889年(明治22年)市制施行。
御三家の一つ水戸徳川家所縁の地であり、水戸黄門(徳川光圀)や偕楽園が知られている。毎年2月には水戸の梅まつりが、8月には水戸黄門まつり、9月には水戸萩まつりが開催される。明治時代以降は納豆(水戸納豆)の生産が盛んになった。
中心部を含む市域の大部分は旧茨城郡(1878年〈明治11年〉より東茨城郡)であり、茨城県の名称は県庁が茨城郡水戸に置かれたことに由来する。市域の一部に旧那珂郡域を含む。