世羅町(せらちょう)は、広島県のほぼ中央に位置する世羅郡唯一の町。
マツタケ、梨、トマト、米など農産物の一大生産地。松きのこの発祥地でもある。観光農園や農作物の販売所が多く、6次産業化の進んだ町として有名。コンビニやスーパー等でも地元産のワイン等が販売されている。自然豊かで絶滅危惧種が多く生息している。
駅伝の強豪校広島県立世羅高等学校があるため、駅伝のまちとしても有名。町内には、走りの神様韋駄天が祀られている修善院がある。2万人に満たない人口であるが交通結節点でもあるので町の中心部にはスーパーや家電量販店、ホームセンター等の大型店が集まり備後地方中部の商業の中心地である。また、町内の高地部は夏場比較的涼しく、広島中央フライトロードの一部開通や尾道自動車道世羅ICの開通により交通の便も良いため避暑地としても注目されている。降雪や台風等の災害も比較的少なく、日照量も安定しているためメガソーラー発電所が建設されている。