熊野町(くまのちょう)は、広島県の町。安芸郡。
広島県では竹原市、江田島市と同規模の人口を擁しており、町では府中町、海田町に次いで3番目に人口が多い。
また広島県のみならず、中国地方で鉄道駅が無い市町村では最も人口が多い。
人口は戦前は7,000人台、戦後しばらくは9,000人台で推移していたが昭和40年代に熊野団地が建設されたことで人口が急増し、1975年に20,000人、1983年には25,000人を突破した。その後は25,000人前後で推移してきたが、現在は減少傾向である。
筆の全国一シェアを誇る熊野筆の産地で製造が盛んであるとともに、広島市安芸区と呉市に隣接することから近年は両市のベッドタウンとして開発が進んでいる。