茨木市(いばらきし)は、大阪府の北摂三島地域に位置する市。施行時特例市に指定されている。
大都市である大阪市と京都市の間にあり、大阪市のベッドタウンとしての性格を持つ。市内をJR・阪急・大阪モノレールが通る。1948年(昭和23年)市制施行。
施行時特例市に指定されている。また、中枢中核都市に選定されている。
古くは城下町として栄え、茨木周辺はキリシタン大名である高山右近の旧領であり、禁教後もひそかにキリスト教が茨木北部の山間で伝えられていた。また市内には、大阪府北部で最大、日本で21番目に大きい前方後円墳である太田茶臼山古墳がある。歴史については後述。
1970年に吹田市で開催された日本万国博覧会により、国鉄茨木(現・JR茨木)駅、阪急茨木市駅周辺の都市開発が急速に進んだ。だが、開催から半世紀が経過し、当時に建設された建物の老朽化が進み、JR茨木駅西口と阪急茨木市駅西口の再開発が計画されている。
市の北部は、田や山が広がっており豊かな田園地帯が広がっている。市の南部は、鉄道が通り住宅地が広がり、ビルなどの建物も多い。地理についても後述。
市内の交通は、阪急バス、京阪バス、近鉄バス、JR西日本、阪急、大阪モノレールなどによる公共交通網、名神高速道路、新名神高速道路、近畿自動車道、大阪中央環状線、国道171号線、大阪高槻京都線(産業道路)などの幹線道路網がある。交通については後述。高速道路や幹線道路が発達しているため、企業の倉庫や工場も多く、また大阪市のベッドタウンになっている。