福島市(ふくしまし)は、福島県中通りの北部に位置する市。福島県の県庁所在地であり、中核市、保健所政令市、中枢中核都市に指定されている。1907年(明治40年)市制施行。
江戸時代以前より、福島城(杉妻城、大仏城)の城下町として町並みを形成。福島藩時代には幕府直轄領、本多家(徳川四天王本多忠勝の一族)、堀田家(老中を多く輩出した家)と藩主が変わり、江戸中期になると徳川将軍家との関係が深い重昌流板倉家が治めることになる。現在の福島県内で福島藩は会津藩に次ぐ石高を有した。
明治以降の福島は蚕種、生糸、織物の集散地として栄え、日本銀行の支店を函館に続き東日本で2番目に開設(全国7番目)し、福島競馬場の誘致にも成功し、現在に続く福島市の経済を支えている。