甘楽町(かんらまち)は、群馬県の西南部、甘楽郡に属する町。
群馬県の西南部を流れる鏑川南岸の町。中心地区の小幡は、もと小幡藩の城下町で、国指定名勝の楽山園、名水百選の雄川堰がある。昭和中期ごろまで養蚕が盛んであったが、昭和後期から平成にかけて野菜・果樹の生産量が増加し、キウイフルーツの特産地となっている。また城下町小幡さくら祭り「武者行列」も有名である。1932(昭和7)年12月には、全国に先駆けて甘楽町立福島小学校(当時は福島尋常高等小学校)が、医師の齋藤寿雄がてがけた児童の栄養改善事業をとりいれた「栄養給食」を開始している。
2010年(平成22年)3月30日、城下町小幡を重点区域とする「甘楽町歴史的風致維持向上計画」が国から認定され、全国16番目の地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(歴史まちづくり法)に基づく認定都市となった。