榛東村(しんとうむら)は、群馬県のほぼ中央部、榛名山の東麓にある村。
群馬県は東国における古代文化の中心として、数多くの古墳、遺跡から出土する埴輪が知られているが、ここ榛東村も中小の古墳が散在する(ベッドタウン開発により減少傾向)。特に高塚古墳(群馬県林業試験場構内)は全長60m、6世紀に作られた中規模の前方後円墳で、県史跡に指定されている。
元々は農業を中心とした産業構成だが、近年は前橋、高崎、渋川といった近傍の都市のベッドタウンとして人口は増加傾向にある。
また、村内には陸上自衛隊の相馬原駐屯地(第12旅団司令部)がある。師団・旅団司令部がある自治体としては唯一の村である。同駐屯地は、隣接して相馬原演習場・飛行場があり、ヘリコプターが上空を飛んでいるところがよく見られる。
2009年5月5日に、富士見村が消滅したことに伴い、県内で最も人口の多い村となった。2021年12月1日現在の日本全国の村の人口順位では8位である。