長野原町(ながのはらまち)は、群馬県の北西部、吾妻郡西部にある町である。
群馬県北西部に位置し、地域のほとんどが標高500m以上の高地である。
東西に伸びる北部は吾妻川の流域にほぼ属する。南部は浅間高原地帯にほぼ属し、西部から南へ伸び、浅間山麓に達する。地勢は浅間高原地帯を除いて、山地である。
北に草津白根山、南に浅間山があり、そのため土質は火山灰土、砂礫土部分が多い。山岳に囲まれていることや、気温が低いことも合わせ、耕作には向いていない。
河川は吾妻川とその支流ともに急流で、川底の侵蝕が激しい。特に吾妻川は河岸段丘を形成し、その河岸段丘上に主な集落がある。町内東部に位置する、吾妻川に計画された八ッ場ダムは、紆余曲折を経て2020年に運用を開始した。