土岐市(ときし)は、岐阜県の南東部に位置する市である。
美濃焼の産地であり、「陶磁器生産量日本一のまち」として知られる。また、織部焼発祥の地でもある。
名古屋市から北東に約35kmの距離にありJR中央線と中央自動車道で結ばれる好立地であることから高度経済成長期から団地開発が進み、現在ではベッドタウンとなっている。2005年には東海環状自動車道が開通し、豊田方面とのアクセスが飛躍的に改善されたことで工業団地としての需要も高まってきている。観光面では美濃焼関連のほかにも岐阜県屈指の集客施設である土岐プレミアム・アウトレットを擁する。土岐市を含む東濃地方は古くより善光寺から名古屋を結ぶ下街道の宿場町として栄えた歴史があり、県庁所在地の岐阜市よりも名古屋市との結びつきが強いという特徴がある。