岐阜市(ぎふし)は、岐阜県の中南部に位置する市。岐阜県の県庁所在地および人口が最多の市で、中核市に指定されている。
戦国時代には金華山の麓の旧岐阜町が美濃斎藤氏のちに織田信長が治める城下町として発展。 江戸時代には幕府の直轄地のちに尾張藩領となり岐阜奉行所が置かれ、岐阜四十四町からなる商工業の中心地として栄えた。 また南部に位置する旧加納町は、加納藩の城下町と同時に中山道の宿場町でもあり、加納宿は今でもその面影を残している。 戦後は繊維産業で栄えた。現代では中京圏(名古屋都市圏)に属し、名古屋市の衛星都市・ベッドタウン的な性格を持つ一方で、岐阜県の行政・商業・情報の拠点として機能している。