中津川市(なかつがわし)は、岐阜県の東濃地域にある市。長野県に隣接しており、古くより木曽谷や伊那谷との関係が深い。
美濃三河高原にあって丘陵地が多い東濃において、北部と南部を中心に山地が広く分布する点が特徴である。
南部では市の中心部からも見える木曽山脈に属する恵那山 (2,191m) とその前面に前山・保古山など屏風山山系が北東 - 南西方向に連なり、北部では阿寺山地が北西 - 南東方向に山を連ねている。
市の北部は平成の大合併により中津川に編入された恵北(旧恵那郡北部)地域である。
どちらも第四紀における断層運動により形成された断層崖であり、特に恵北地域を縦断する阿寺断層は地学的にも名高い。