陸前高田市(りくぜんたかたし)は、岩手県南東部にある、太平洋に面する市。旧陸前国気仙郡に属し、隣接する同県大船渡市や宮城県気仙沼市とともに、三陸海岸のうち陸前海岸北部の中核を成す。
東日本大震災による津波で大きな被害を受け、復興や内陸への市役所移転など将来に備えた防災・減災に取り組んでいる。
1955年(昭和30年)の市制施行以来、市の読み方は「りくぜんたかた」である。しかし、地元住民および周辺市町村で用いられる方言では、「か行」と「た行」の音が鼻濁音化した「たがだ」、または、最後の「た」だけが濁音化する「たかだ」と発音される。