久慈市(くじし)は、岩手県北東部に位置する市。北上山地を背に太平洋に面する。市の中心部は久慈湾の奥部にある。
三陸復興国立公園の北部に位置し、国内最北端の海で漁をする「北限の海女」の町。また、世界有数かつ国内最大の琥珀の採掘産地でもあり、鉱山と加工場と博物館を備える。
167万キロリットルを貯蔵する日本地下石油備蓄株式会社久慈事業所(久慈国家石油備蓄基地)には日本初の地下水族科学館「もぐらんぴあ」と石油文化ホールを併設する。もぐらんぴあは2011年(平成23年)の東日本大震災で全壊したが、タレントで魚類学者のさかなクンや全国の水族館からの支援を受け、市内駅前で「もぐらんぴあ まちなか水族館」として復活した。