香春町(かわらまち)は、福岡県田川郡に属し、筑豊を形成する自治体の一つ。田川地区北部に位置する町。
福岡県の北東部、筑豊地域の北東端部に位置している。町域南西端部を除きほとんどが山地となっている。町西部にある牛斬山や町北部の龍ヶ鼻には行楽シーズンの春を中心に一年を通じて一番多くの登山者が来訪する。町域西部にある香春岳は主に石灰岩で形成された山であり、五木寛之の小説『青春の門』に登場し有名になった。
みやこ町と接する仲哀峠には新仲哀トンネルなどの合計3本のトンネルが貫く。また同町と接する大坂山にはテレビ・FMラジオ放送局(※LOVE FMを除く)の中継所がある。
香春岳には、野生のニホンザルが多数生息する。牛斬山には、野生のイノシシが多数生息する。春には、町の鳥に指定されているウグイスも、見ることができる。春には採銅所駅前の桜が咲き誇り、隠れた名所となっている。