糸田町(いとだまち)は、福岡県の中央部に位置する町である。田川郡に属しており、筑豊を構成する自治体の一つでもある。
福岡県の中央部、筑豊地域の北東部、福岡市から東へ約50km、北九州市から南西へ約40km、飯塚市から東へ約10km、飯塚市と田川市のほぼ中間に位置する。
町の東部は盆地となっており、平成筑豊鉄道(糸田線)・県道420号線・中元寺川が並行して町域を南北に貫いている。この周辺部が町の中心地となっている。町西部は烏尾峠と呼ばれる山地であり、古代は筑前国と豊前国を結ぶ国境地帯として多くの通行人が訪れた。現在でも国道201号筑豊烏尾トンネルが4車線で整備されるなど、交通の要所となっている。
この町には大字がなく、住所は『福岡県田川郡糸田町○○番地○○』と表示する。