西予市(せいよし)は、愛媛県の南西部に位置する市。
西予市は愛媛県の南予地方に位置し、2004年に東宇和郡4町の宇和町・野村町・城川町・明浜町と西宇和郡三瓶町の5町が新設合併して誕生した。旧宇和町は江戸時代より宇和島藩の宿場町として栄え、中心部の卯之町に残る歴史的景観は、重要伝統的建造物群保存地区として選定されている 。また、卯之町は市内宇和地区の中心地で、JR四国予讃線卯之町駅や松山自動車道西予宇和インターチェンジがあり交通の利便性も高い。
愛媛県南部の広域流通拠点として発展が期待されているが、周辺部の人口減少に歯止めがかからず、人口は合併前後の15年間(1990年から2005年)で13.4%減少し、市制施行と同時に市域全体で過疎地域に指定されている。