新居浜市(にいはまし)は、瀬戸内海に面した愛媛県東部に位置する市。東予地方の中心都市の一つで計量特定市の指定都市。新居浜平野一帯を指す都市圏人口は、愛媛県第二の規模となる約23万人を有する。瀬戸内工業地域に属する臨海工業都市である。
瀬戸内有数の工業都市。江戸時代に住友家によって開坑された別子銅山(住友金属鉱山)で繁栄の足がかりを築き、住友財閥発展の礎となった。その後、産業機械・化学工業・非鉄金属など住友グループとその協力企業群により発展を遂げた。住友グループの企業城下町として有名であり、よく「工都・新居浜」と表現される。住友金属鉱山・住友化学・住友重機械工業・住友林業の各社は、住友グループの中では「新居浜4社」とも呼ばれる。
平成の大合併により県内人口第2位の座を今治市に譲ったものの、現在も人口密度では東予地方第1位であり、東予地方の中心都市のひとつである。