寒河江市(さがえし)は、山形県のほぼ中央にある人口約4万人の市。西村山郡の中核都市として発展してきたほか、県内随一のサクランボの産地としても知られる。1954年(昭和29年)市制施行。
寒河江市中心部の空中写真。1976年撮影の8枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
山形盆地の西側に位置し、約20km南東に位置する山形市が一望できる。吾妻連峰を発した最上川が五百川峡谷を抜けて山形盆地に注ぐ出口に当たり、市の西にある朝日連峰や出羽山地から流れる最上川最大の支流寒河江川が、市域の東で最上川と合流する。この二つの川が形成する扇状地に市街地が位置しており、市の北部は葉山の南麓を中心とする山地で、東部には最上川の沖積低地が広がっている。南は中山町、東は天童市・河北町・村山市、北は大蔵村、西は西川町と接しており、南西に隣接する大江町との境界は飛地が入り組んでいる。