大牟田市(おおむたし)は、福岡県の最南端にある市。1917年(大正6年)市制施行。
九州の中部に位置し、西は有明海に面している。みやま市高田町(旧三池郡高田町)や熊本県荒尾市、玉名郡南関町、同郡長洲町を含む独立した都市圏(大牟田都市圏)を形成している。
保健所政令市(保健所法施行令による指定:三号市)・廃棄物処理法施行令指定都市(名指し指定)の一つでもあったが、保健所は2020年(令和2年)3月31日限りで廃止され、保健所の設置主体や産業廃棄物の許可等の業務についての実施主体が福岡県へと変更された。
かつては三井三池炭鉱の石炭資源を背景とした石炭化学工業で栄え、1959年(昭和34年)には最大人口208,887人を誇ったが、エネルギー革命などにより石炭化学工業は衰退。同炭鉱が1997年(平成9年)3月に閉山してからは、廃棄物固形燃料(RDF)発電施設を中心とした環境リサイクル産業などの新興産業(エコタウン)や、立地条件を生かした大牟田テクノパーク(工業団地)への企業誘致などに力を入れている。
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