大磯町(おおいそまち)は、神奈川県の湘南地域西部に位置し、中郡に属する町。
大磯町中心部の空中写真。1988年撮影の3枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
大磯町は神奈川県の中央南部に位置し、南は相模湾、北は高麗山や鷹取山をはじめとした大磯地塊の丘陵地帯(大磯丘陵)で、この大磯丘陵が町域の大部分、約65パーセントを占める。相模湾には葛川水系の不動川と葛川が合流して注ぐ。北と東を平塚市、西は二宮町に接する。町域は東西約7.6キロメートル、南北約4.1キロメートルでやや東西に長く、面積は17.23平方キロメートル(大磯町による)。
国道1号を初め、JR東海道本線、西湘バイパス、国道134号、小田原厚木道路(国道271号)が通じ、市街地は国道1号沿いの平坦部に形成されている。日本最初とも言われる海水浴場が開かれて以来、湘南の別荘地、保養地として発展。第二次世界大戦後は首都圏の拡大に伴って宅地化が進み、現在は住宅都市。気候は海岸沿いに流れる暖流の影響で温暖であり、湘南でも休養地として最適とされる。