東みよし町(ひがしみよしちょう)は、徳島県の西部に位置する町である。
吉野川中流地域の対岸に位置する2町が「三三(さんさん)大橋」によって結びついている。 北部の旧三好町側にはETC専用のスマートインターチェンジが併設されている「吉野川ハイウェイオアシス」などがあり、南部の旧三加茂町側には国の特別天然記念物の「加茂の大クス」などがある。
徳島県の西部の山間地域には急峻な斜面が多く、カヤをすき込む土壌流出防止法や独特な農具の利用など特徴的な急傾斜地農耕が継承されており、「にし阿波の傾斜地農耕システム」として東みよし町を含む地域が2018年3月に国連食糧農業機関(FAO)から世界農業遺産に認定された。
四国の山間部にあっても人口減少が緩やかな地域特性(5年前比 3.6%、年率 0.7%)がある。近年では国道192号線沿線に大型商業施設や飲食店が数多く開店し、夜遅くまで近隣市町村からの来客も多い。県西部の商業においては最も活気がある地域となっている。