東通村(ひがしどおりむら)は、青森県の下北半島北東部にある村。
下北半島の北東を占め、東に太平洋、北に津軽海峡に面し、低い下北丘陵が村の中央を南北に通る。海に突き出た半島北端に尻屋崎があり、5キロメートル南に標高402メートルで村の最高地点の桑畑山がある。尻屋崎と桑畑山の間には寒立馬が放牧される平地がある。下北丘陵の西は田名部平野で、むつ市と接する。東側の海岸付近には大規模な砂丘やいくつかの沼があり、また多くの河川が海に向かって流れる。
集落は海岸沿いに、村内各地に点在している。村は、地理的な中心である内陸部に村役場など行政施設や体育館を置き、住宅団地の形成を目指している。また、村の東部太平洋側に東通原子力発電所を誘致している。
ケッペンの気候区分では西岸海洋性気候に属する。