阿波市(あわし)は、徳島県の北東部にある市。吉野川北岸に位置する。
阿波市は徳島県の北部に位置し、平成の大合併によって板野郡吉野町・土成町・阿波郡市場町・阿波町の4町が統合して誕生した市でもある。
南側は吉野川のデルタ地帯に位置する平野であり、北側は阿讃山脈を隔てて香川県と接している。市内には4つの四国八十八箇所霊場(七番札所十楽寺、八番札所熊谷寺、九番札所法輪寺、十番札所切幡寺)があり、遍路の文化が根強い。
吉野川を挟んで隣接する吉野川市とは行政面でのつながりが強いほか、同市には鉄道が通っていないのと対照的に吉野川市には高速道路が通っていないことから相互の設備に依存しているという面など、交通面でも繋がりが強い。