土佐清水市(とさしみずし)は、高知県南西部に位置する市である。太平洋に突きだした足摺岬や水産業で知られる。
四国本島の西部南端に位置している。市域には高速道路や鉄道が通っていないほか、地理的に大消費地から遠く、当市は日本の市の中で東京からの移動時間を最も要する場所のひとつであるとされる。
また高知県内11市中室戸市に次いで人口が2番目に少なく、県内では高齢化率が最も高い市である。主要産業である水産業の衰退とともに過疎化、高齢化が深刻化している。65歳以上が人口比の50%以上を占める限界自治体の一つ。
四国島内で唯一、航空自衛隊の基地である土佐清水分屯基地が設けられている。
足摺半島の西海岸回り(県道27号)と 旧スカイライン(県道348号)の分岐から約1kmくらい足摺岬方面に西海岸回りの道路を行くと土佐の三名水のひとつである「清水の名水」が山側の道路脇に湧き流れ落ちている。土佐清水の地名はここから取ったと云われている。