四万十市(しまんとし)は、高知県南西部に位置する市。
平成22年国勢調査では県内第3位の人口を有する高知県西部の中心都市であり、市の中心部付近は四万十川によって形成された沖積平野である中村平野が広がっている。市域の大半は山林である。旧中村市の中心街は土佐一条氏により、その支配していた時代に京都を模して碁盤の目状に区画されており、「土佐の小京都」として知られる。主な観光名所として四万十川、為松公園(中村城址)、一條神社の他、ミニ八十八箇所で有名な石見寺等が挙げられる。ただし、1946年の南海地震で中村市街地が被災し、古い町並はほとんど残っていない。