登米市(とめし)は、宮城県の北部に位置する市。岩手県との県境にあり、登米郡8町と本吉郡津山町の合併によって2005年(平成17年)に誕生した。
宮城県の北部、仙台市から北方へ70キロメートルに位置する。宮城県栗原市と宮城県本吉郡南三陸町の間にあり、岩手県一関市と境を接する。
市内中心部は、市役所がある迫町佐沼地区。
市名の読みは登米市(とめし)であるが、市内の登米町は(とよままち)と読む。
古くから米の名産地として知られる。また肉牛生産者も多く、「仙台牛」の産地としても有名である。
市内はほぼ平野地で、広大な平野に田園地帯が広がっている。
水郷地帯でもあり、冬季には日本一の越冬地として、伊豆沼、内沼、市内中心部を流れる迫川などに多くの渡り鳥が飛来することで知られている。
市内東部は北上山地に接しており、林業が行われている。森林セラピー基地に認定されており、NHKの連続テレビ小説の作品である「おかえりモネ」でも紹介された。
漫画家の石ノ森章太郎は登米市中田町石森(いしのもり)の出身であり、今でも生家が残っている。