女川町(おながわちょう)は、宮城県牡鹿郡にあり、太平洋沿岸に位置する町である。三陸地方南部に位置し、日本有数の漁港である女川漁港があるほか、女川原子力発電所が立地することでも知られる。
町域は、三陸復興国立公園地域に指定されている。北上山地と太平洋が交わるリアス式海岸は天然の良港を形成し、カキ(牡蛎)やホタテガイ(帆立貝)、ギンザケ(銀鮭)などの養殖漁業が盛んで、金華山沖漁場が近いことから、地方卸売市場には暖流・寒流の豊富な魚種が数多く扱われる。中でもサンマの水揚げ量は全国でも有数であり、大漁を祈る「サンマdeサンバ」という曲が地域の祭りや運動会で踊られることもある。
また、町の南には石巻市にまたがって東北電力の女川原子力発電所があるが、東日本大震災(2011年3月11日発生)以降は運転を停止している。
女川町の公式マスコットは「シーパルちゃん」。