小山町(おやまちょう)は、静岡県の最北東に位置し、駿東郡に属する町。富士山を有し、富士スピードウェイが所在する。
静岡県の最北東に位置し、神奈川県・山梨県と接する。面積の65%が森林で占められている。富士山の裾野の豊富な湧水があるため、標高の高さにもかかわらず棚田による稲作が盛ん。東西に細長い形をしており、東部は金時山(足柄山)と丹沢山地に挟まれた谷を鮎沢川(酒匂川の静岡県側の呼称)が流れ、その流域のわずかな平地に中心市街地を形成する。西部の須走地区は標高800mの高原で気候は冷涼であり、ここから富士山須走口登山道が開設されている。中央部の北郷地区(旧北郷村)は、御殿場市と富士山の麓の平野を共有している。北側は丹沢の山間地となっている。