牧之原市(まきのはらし)は、静岡県中部に位置する市。
旧駿河国の西側に位置しており、現在の行政区分では、静岡県中部地方に属する。
行政区域は、駿河湾の海岸線から、茶の産地として有名な牧之原台地迄及んでおり、市名も牧之原台地が由来となっている。但し、主な住宅街が海岸沿いにあり、牧之原台地の人口は、市内の総人口の1割程度である。
ほぼ全域が中部電力浜岡原子力発電所の半径20km以内(南端・旧地頭方村の一部は3km圏内)にあり、周辺地域振興対策交付金を受けている。原子力事故リスクや市内の主力企業であるスズキの動向を勘案し、2011年9月26日に市議会は「浜岡原発の永久停止を求める決議」を可決した。