藤枝市(ふじえだし)は、静岡県中部に位置する市。
安倍川と大井川に挟まれた地域の都市である。江戸時代には田中藩の城下町、東海道藤枝宿と岡部宿の宿場町であった。田中城は、駿府城の西の守りとしても機能していた。
静岡県中部では静岡市に次ぎ二番目に人口が多い。また、静岡都市圏に属し、静岡市のベッドタウンになっている。
2008年に中心市街地活性化に向けた基本計画を策定し、藤枝駅を中心とした中心市街地の再開発を推し進めている。
大正時代に旧制志太中学校(第二次世界大戦後の静岡県立藤枝東高等学校)の校技としてサッカーが採用された経緯から、サッカーが盛んである。サッカーを核としたまちづくりを標榜しており、旧制志太中の流れから藤枝東高がサッカーの強豪として名を馳せていたり、J2に属している藤枝MYFCが存在したりするだけでなく、藤枝市の職員で構成される藤枝市役所サッカー部は東海社会人1部リーグに属しており、全国自治体職員サッカー選手権大会で29回の優勝、天皇杯本大会への3回の出場などの実績がある。また、Jリーグに属しているアビスパ福岡はかつて藤枝ブルックスというチーム名で藤枝市を本拠地としていた。