見附市(みつけし)は、新潟県中央部に位置する市。中越地方に属し、県内にある市で面積が最も小さい市である。
1975年撮影の2枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
新潟県の中央に位置し、市中心部に新潟県土の重心がある(後述)。東京都心から約300km、新潟市中心部から約50kmの距離に位置し、見附・今町地区と二つの市街地が発展する複眼都市である。古くから暴れ川として知られる刈谷田川が市の中心を南北に分けるように流れ、下流では長岡市(中之島地区)との境界線の役割を果たし(但し、市境の一部は河川改修前の旧河道のままである)、市の外で信濃川に合流している。市の中心部にあった見附町(現見附地区)は刈谷田川の北岸に位置し、全町が水没するほどの水害に幾度も襲われてきた。「見附」の名の由来も水に漬かる土地という意味に由来すると言われている。
冬には積雪があり、中心部の歩道には雁木(がんぎ)やアーケードが整備されている。今町地区の今町商店街と見附地区の本町商店街の一部には雁木が整備され、見附地区の本町・新町商店街も以前は雁木であったが、現在ではアーケードが整備されている。市内の幅広い地域で消雪パイプによる散水消雪が行われ、消雪パイプのない道路や駐車場では除雪車や除雪機による除雪が行われる。