出雲崎町(いずもざきまち)は、新潟県中越地方にある、日本海に面した町。三島郡に属する。妻入りのまち並みで知られる。
出雲崎の妻入りの街並みが4kmにわたって続く
良寛の出生地で、松尾芭蕉のおくのほそ道にも登場した。江戸時代には幕府直轄の天領地となり、北前船の寄港地、佐渡島からの金銀荷揚げの地として栄え、約3.6 kmの街道沿いに2~3万人が住んでいたと言われる。日本における「近代石油産業発祥の地」であり、紙風船の生産日本一(全国シェアの80%超)でもある。遠浅の海が広がり、2008年に黒人演歌歌手ジェロの海雪の舞台となった。
長岡市への通勤率は25.1%・柏崎市への通勤率は15.4%(いずれも平成22年国勢調査)。