大宜味村(おおぎみそん)は、沖縄県の沖縄本島北部に位置する村。国頭郡に属している。「長寿の里」とされ、「長寿日本一宣言」をしている。
沖縄本島北部の西岸に位置し、北は国頭村、東は東村、南は名護市と接している。県庁所在地の那覇市からは北に約87km、県北部の拠点都市である名護市中心部からは約22kmの距離にある。
大宜味に間切が設置されたのは17世紀のことで、それ以前は羽地間切や国頭間切の領域だった。1673年に羽地間切から2村、国頭間切から11村の計13村により田港間切が設置された。1682年に田港間切は大宜味間切に改称。
1695年、国頭間切から大宜味間切に川田村と平良村の2村を分割編入し、親田村、見里村、一名代村、大宜味村の4村を新設するとともに、屋古村と前田村が合併して大宜味間切は計18村となった。