南城市(なんじょうし)は、沖縄本島南部の市で、2006年(平成18年)1月1日、島尻郡の佐敷町、知念村、玉城村、大里村が対等合併して誕生した。
当初は佐敷町・玉城村・知念村と与那原町の4町村で法定協議会を設けて協議し、新市名も「東方市」(あがりかたし)に決定していたが、新市庁舎の位置で、折り合いがつかずに協議が決裂し、与那原町を除く3町村と、南風原町・東風平町・具志頭村との合併協議が破談となった大里村で新たに法定協議会を設置、合併に漕ぎ着けた。
沖縄県内11市の中でもっとも人口が少なく、かつ唯一警察署と高校がない。 警察署は与那原町の与那原警察署管轄地域、高校は公立の場合、与那原町にある県立知念高校および八重瀬町にある県立向陽高校に通う生徒が多い。